こころとカラダが軽くなる鍼であなたの笑顔を創ります

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    こんにちは
    鍼灸マッサージ整体院ここち
    鍼灸マッサージ師 南谷です

     

    暖かい日が増えてきて
    出勤するときの道端の草花も生き生きとして
    朝から清々しい気持ちになります

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    そんな今日は
    東洋医学の目線で広く物事を見ると
    色んな見方ができるよ、というお話をしますね

     

    私がよく言う「陰陽」の考え方ですが
    これはとっても奥が深く、応用の幅がすごく広いんです

     

    占いで有名な「易」の思想をもとに考えた時に
    あらゆるものを陰と陽にわけてとらえる上で大切な
    「太極(たいきょく)」ということばがあります

     

    何を基準に陰と陽に分けたか
    そのおおもとは何か、ということです

    実はこれがすごく大事です

     

    例えば「南谷望」を陰陽で表現しようとすると
    「性別」というくくりで分ければ
    男は陽、女は陰なので
    「陰」と言えますが
    「親子関係」というくくりで、親と私の関係で分ければ
    親が陰、子が陽なので
    「陽」と言えます

     

    つまり、「南谷望は陰か?陽か?」という質問は
    太極を語らずして答えられない、ということになります
    (はりきゅうの国家試験の問題は、この辺のツッコミどころがあるんですよね~)

     

    こういう考え方で物事を見ていくと
    「ひとつの出来事も、見る方向が違えば答えが変わってくるな」
    と思うようになります

     

    人付き合いや、日常の何気ないシーンで
    「ちょっと嫌だな」
    と思ってしまいそうなことも
    「良いふうに解釈するとどうだろう?」
    と考えると、すごく前向きな気持ちになります

     

    例えば

    ✕雨が降って嫌だなぁ

    ◯今日は恵みの雨だな
    ◯雨の日はお家でリラックスの日

    ✕仕事が忙しくて疲れるなぁ

    ◯こんなご時世に必要とされる仕事にやりがいを感じる
    ◯めいいっぱい頑張ったら、ここちの鍼でご褒美タイムが待ってる~

     

    こんな感じです

     

    南谷はちょっとモヤモヤすることを
    ポジティブワードに変換するのが得意なので
    試しにあなたのモヤモヤをぶつけてみてください
    ぺこぱの漫才のように軽快に突っ込みます!

     

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    鍼灸マッサージ整体院ここち

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    こんにちは
    鍼灸マッサージ整体院ここち
    鍼灸マッサージ師 南谷です

     

    東洋医学の治療原則
    4字熟語シリーズ第二弾!です(笑)

     

    ちなみに前回は
    三因制宜(さんいんせいぎ)」
    という言葉についてお話ししましたね

     

    今日お話しするのは
    扶正去邪(ふせいきょじゃ)
    についてです
    中国語由来の言葉のおもしろいところは
    漢字から何となく意味を言葉の意味を想像できるところにあります

     

    これは
    しい力を(たす)けて
    (よこしま=正しくない)なものをらせる
    ということ

    正しい力とは、人の身体が持っているもともとの力
    邪は体に悪さをする何か、ですね

     

    身体の中の気血水が正しく働けるように
    五臓六腑が力を発揮できるようにするのが扶正

    身体にたまった悪いものを取り除いたり
    外からやってくる邪気を追い返したりするのが去邪

     

    みたいなイメージでしょうか

     

    鍼の施術では
    弱った経絡や臓腑に元気を巡らせる→扶正
    滞りを流したり外に出す後押しをする→去邪
    こんなことが考えられますね

     

    では日常生活、セルフケアではどうでしょう
    ここでは、去邪を「外からやってきたやつを追い返す」というだけじゃなく
    体力を弱らせることをしない」と置き換えてみると考えやすいです

    そして、身体の健康の見直しは家計の見直しによく似ています
    扶正は健康の積み立て貯金のようなもの。
    去邪は体力を浪費しない。無駄遣いをしないこと。

    家計(元気)が苦しいときに
    収入(体にいいこと)を増やすのと
    支出(体に悪いこと)を減らすのはどっちが簡単だと思いますか?

     

    すでにめいっぱい働いている人が、さらに利益を生むよりも
    日々ちょっとずつやっちゃってる無駄を省く方が簡単な気がしてきませんか?

     

    体力の無駄遣い、浪費を抑えると
    日々に使える元気の量が増えます
    元気があれば何でもできますからね!(笑)

     

    あなたの元気を浪費してること、どんなものがあるか考えてみましょう
    「これをやるの、苦手なんだよなぁ」
    「これすると疲れるなぁ」
    と思うことをリストアップして自分が疲れる原因を見つけたら、
    それをどう取り除くか
    去邪の作戦を立てます

     

    何気なくやってた習慣を変えるだけでも、ちょっと元気になります

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    ちなみに田舎育ちの私は満員電車が苦手で、すごーく疲れを感じるので
    混雑路線を避けて乗り換えをしたり、車で出かけることが増えたら
    体力の消耗が抑えられました!去邪成功!!

     

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    (季節外れの鬼退治…笑)

     

    ここちで鍼やマッサージを受けながら
    お身体のこと、お仕事のこと
    人間関係やおうちのことなど
    お話していくうちに、自分が何に疲れを感じているのか
    見えてくるかもしれません

     

    お話ししながら自分のこころとカラダに向き合ってみませんか?

     

    鍼灸マッサージ整体院ここち

     

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    こんにちは
    鍼灸マッサージ整体院ここち
    鍼灸マッサージ師 南谷です

     

    時間が経つのはあっという間で
    季節は春を迎えて暖かい日が続いていますね。

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    そんな今日は
    春の七草としても知られている「かぶ」と
    東洋医学(中医学)の治療原則のひとつ
    「三因制宜(さんいんせいぎ)」についてのお話です

     

    漢方薬を使って治療をする時に
    「こんなルールで治療を組み立てているよ」
    という治療の原則がいくつかあります
    そのうちのひとつが「三因制宜」で
    3つの法則からなります

     

    因時制宜(いんじせいぎ)
    「時」つまり季節の変化に合わせて治療する
    例えば、
    冬には体をあたためる治療
    夏には体の熱を逃がすような治療が必要です

    因地制宜(いんちせいぎ)
    「地」は地域や生活環境に合わせて治療する
    例えば、
    海沿いに住んでるか、オフィス街に住んでいるかで
    日頃受けているストレスや湿度なんかも違いますね

    因人制宜(いんじんせいぎ)
    「人」は年齢、性別、性格、職業などによって
    必要な刺激の量や種類を調整して治療する
    例えば、
    ガッチリ鍛え上げたスポーツマンの方と
    オフィスで働く方ではお身体もお悩みも全然違います

     

    ここちで鍼をしていると
    「そこのツボは初めてハリをされた気がする!」
    「どうして毎回使うツボが違うんですか?」
    というお声があがることがあります

    その時、生活環境、その方の状態によって
    必要なツボ、必要な刺激は毎回変わります

     

    セルフケアでも同じようなことが言えますよね
    誰にでも効く「ばんのうやく」みたいなサプリメントは無いですし
    1年中毎日食べたほうが良い食べものなんてのもありません

    季節に応じて、その土地柄に合ったもの
    ご自分の体に会うものをぜひ取り入れてみてくださいね

     

    私は最近「塩麹」にハマっていて
    いまが旬のかぶを
    塩麹と白だしで浅漬けにして
    美味しくお酒を飲んでます!
    ビールはちょっと体が冷えるので
    むぎ焼酎のお湯割りがマイブームです(笑)

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    年末から栄養学の本を読みあさっていて
    鍼灸と食について考えるのが楽しい毎日です
    食事のこと、健康のこと
    たくさん質問してくださいね

     

    鍼灸マッサージ整体院ここち

  • カテゴリー:H 南谷, 栄養

    こんにちは
    鍼灸マッサージ整体院ここち
    鍼灸マッサージ師 南谷です

     

    年末に大人買いした栄養学の本を
    地道に読み進めていく中で感じているのは
    「すべての人に共通する健康法は無いんじゃないか」
    ということです

     

    自分のカラダには何が足りなくて
    何を余分に摂りすぎているのか
    「自分にとって」の健康法を見つけるためにも
    カラダの仕組みや消化吸収のメカニズムを
    ちゃんと理解しなくちゃいかんなぁ、としみじみ感じています

     

    そんな私が今試しているのが
    「夕食前にお酢を飲む」
    です

     

    実はここ1,2年くらい
    朝起きた時に
    「あんまりお腹が空いてないなぁ」
    「胃もたれってほどじゃないんだけど、スッキリしないなぁ」
    と思うことが多いけど
    「今すぐ病院に行くほどは不調じゃない」
    という理由で放置していました

     

    鍼灸師の風上にも置けません!すみません(笑)

     

    これってつまり
    「未病(みびょう)」
    というやつです

     

    病気じゃないけど元気じゃない
    は、放っておくと病気に向かって歩いているようなものなんです

     

    それで始めたのが「食前酢」

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    私は
    りんご酢大さじ1
    お白湯300cc
    を混ぜて、少しずつ飲みながら夕飯の準備をして
    夜ご飯はしっかり食べます
    (12時過ぎにガッツリお肉とか食べます)

     

    ここ1週間くらい続けていますが
    今までと食べてるものはあまり変わらないのに
    翌朝、お腹が空いてスッキリしてます

     

    美味しそうな匂いや音を感じたり
    酸っぱいものを想像したりすると
    唾液が出てきますね
    唾液は食べたものの消化を助けてくれるので
    料理をしながらお酢を飲むのは理にかなっているように思います

     

    (お酢は薄めずに飲むと喉や胃を痛めることがあるので
    パッケージに書いてある調理法を目安に薄めて飲んでくださいね)

     

    世の中の人が全員お酢を飲んだら健康になるのか?
    はじめに書いたように、そうとは限りません

     

    では、なぜ「」が「ここ最近」、お酢を飲むと調子がいいのか
    その秘密は次回のブログで
    鍼灸師の目線から東洋医学をもとに解明してみましょう!
    お楽しみに~

     

    鍼灸マッサージ整体院ここち

  • カテゴリー:H 南谷

    こんにちは
    鍼灸マッサージ整体院ここち
    鍼灸マッサージ師 南谷です

     

    気温の差が大きい日が続いていて
    少し疲れも溜まってきたなぁ
    なんて思っていた先日、
    久しぶりに首を寝違えてしまいました

     

    【1日目】18度まで上がった暖かい日。
    こたつで1時間昼寝をして起きると
    首の側面の筋肉がぎゅっと固まっていて
    上が向きにくい(痛みはない)

    自分で首につながる右腕のツボに鍼をしたり
    手のツボにお灸をしたりして
    多少の違和感は残るものの、首は動かせるようになりました

     

    【2日目】最高気温8度。寒い日に逆戻り。
    朝、目が覚めると右の首が痛くて起き上がれない
    痛みが強く、上が向けない、左右も向けない
    歩く振動で頭痛がして、やや気持ち悪さもあり
    物を飲み込むだけで首に痛みが出ました
    (なかなかの重症ですね)

    知り合いの鍼灸師に鍼やマッサージをしてもらい
    頭痛や飲み込む時の痛みなど
    症状に変化は出るものの
    全く首が動かないまま一日を過ごしました

     

    【3日目】引き続き気温は一桁の寒い日。
    首が痛くて全く寝返りも打てず
    無意識で腕を組んで眠っていました
    (全身の力が抜けず、腰も痛くなってきました)

    やさしい刺激の鍼とお灸で全身治療を受けて
    「疲れが溜まってバランスが崩れてる。首だけの問題じゃないね。」
    とご指摘を受けました(反省・・・)

     

    【4日目】晴れ間が出て少し暖かい日。
    朝、すっと起き上がることができて
    首の痛みも動きの制限もなくなりました
    鍼灸ありがとう!!(笑)

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    (写真は1日目に自分ですえたお灸の痕です
    かなり熱いですが・・・効きました)

     

    ここちにも
    「首が痛くて回らない」
    「腰が痛くて歩けない」
    など、急な痛みでご来院される方がいらっしゃいますが
    そういう方は、一番痛いところはもちろんですが
    痛いところをかばって全身のバランスが悪くなってしまっている事が多いです

    一番短い30分のコースで応急処置も大切ですが
    60分以上のコースで全身のめぐりを整えてから
    痛みをとっていくのがオススメです

     

    そして
    「痛くなってしまった!」と駆け込むようなことが起きないように
    日頃から体のメンテナンスが欠かせないと身にしみました

    気温が大きく上がったり下がったりすると
    お身体はそれに合わせようとフル回転で頑張りすぎてしまいます
    こういう時は、しっかりお身体を休めてあげましょう

     

    鍼灸マッサージ整体院ここち