こんにちは
鍼灸マッサージ整体院ここち
鍼灸マッサージ師 南谷です
「お便り」といえば
幼稚園や保育園でのお子さんの様子を知らせるために
先生が親御さんに向けて書いてくれるものを想像したりします
幼稚園の先生、優しかったなぁ・・・
なんて懐かしい気持ちは置いておいて
お身体からの「お便り」といえば
大きいものと小さいものがありますね!
「大便」「小便」です
皆さんは、トイレで用を足した後に
「今日のはどんな状態だったかな?」
と確認することはありますか?
これは、とっても大事なことなんです
子育てをされている方なら
赤ちゃんのおむつを変える時に
色や形などをみて、体の調子をチェックしますよね
大人も同じです
その中でも今日は「便秘」についてお話します
東洋医学では便秘のタイプは4つに分類されます。
①気秘(きひ)
気のめぐりが滞って、便が出口まで進めなくなっている
腸の動きをコントロールするチカラが上手く働いていない
[特徴]
便秘と下痢を繰り返す
便が出るときもスッキリ出ない
②虚秘(きょひ)
体の中の血や水の量が少なくて便が固く乾燥して
出にくくなっている
[特徴]
うさぎのフンのようにコロコロした便が出る
お肌や髪も乾燥しやすかったり、立ちくらみが出やすい方もいる
③熱秘(ねっぴ、ねつひ)
身体にこもった熱のせいで
腸からも水分をたくさん吸収してしまい
便が乾燥して固くなり、出にくくなっている
[特徴]
辛いものや味の濃いもの、油っぽいものなどを食べたあとになりやすい
おしっこの色が濃い黄色
普段からのぼせやすい方もいる
④寒秘(かんぴ)
体の内側が冷えてしまって腸の動きが鈍くなり
便を動かすチカラが弱くなっている
[特徴]
便の出はじめが固く、途中から柔らかくなる
おしっこの回数が多い
普段から寒がり、冷え性の方もいる
「便秘」とひとことで言っても
タイプが違えば原因が違って、治し方も違います
①は気の流れの邪魔してるところをしっかり通します
②は足りない血や水を補うために、消化吸収を強めます
③は身体の熱を冷まします
④は身体の芯をあたためます
「お薬飲めば出るから大丈夫」
とは思わずに
あなたのタイプに合った鍼を受けてみませんか?
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